608 決定木プログラム

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(1)要旨

決定木プログラムは、説明変数及び目的変数が、名義尺度や順序尺度の時、
変数の情報指標を計算し、目的変数を的確に分類する説明変数の選択の様子を
明らかにする時に使用します。
プログラムは、「可能性を考慮した決定木構築アルゴリズム」(注1)をもとにVBAで作成しています。
なお、機能を拡張することにより目的変数が数量の場合も処理できます。
    (注1)2003/03:火の国シンポジウム:九州工業大学 和田 稔/平田耕一/原尾政輝

操作画面とその解法は次の通りです。

A.項目選択のための情報指標の計算

1.情報量の計算

目的変数の情報量DI
Σ-(pk/nj)*log(pk/nj)
pk=要素数
nj=レコード数
説明変数(属性)の情報量Dj
-Σ((pj/nj)*Σ(pi/pj)*log(pi/pj))
pj=属性での要素数
nj=属性のレコード数
pi=属性の要素の中の目的変数の要素数

2.利得の計算

属性の利得
DI-Dj

3.分割情報量(SPL)

Σ-(pj/nj)*log(pj/nj)

4.利得比

分割情報量/利得

5.非純粋性(GI,GJ)

DIの非純粋性GI

1-Σ(pk/nj)*(pk/nj)
属性の非純粋性Gj
Σ((pj/nj)(1-Σ(pi/pj)*(pi/pj)))

6.GINI指標

GI-Gj

B.項目の選択基準

分割判断基準=利得比の大きい説明変数(属性)から
順次選択しパスを作成する。

C.カテゴリの区間数の制限

要素の昇順を考慮した度数の累積割合を算定し、
要素単位で、度数を考慮して制限区間の範囲に割付ける。
制限数=3の時は、設定範囲数=3とする。
変換結果を出力
例)
a1 → a1
a1 → a1
b1 → a1
b2 → b2
b3 → b2
c1 → b2
c2 → b2

D.数量の区間数の制限

小さい数字順に並べる
制限区間数の範囲に割付ける。
ただし、同じ数量がある場合は、小さい方の範囲に含ませる。
制限数=3の時は、設定範囲数=3とする。
境界数字で変換結果を出力
境界の表現は次のとおり

<=nnn
<nnn<=
nnn<
ただし、nnnは境界の(小+大)/2で表す。

E.分割する最小のレコードの処理

全レコード*割合の整数より、分割するレコード数が少ない場合は、
この範囲以下の分割処理は行わない。

F.目的変数の処理

1)カテゴリの場合は、種類と、その個数を出力
2)数量の場合は、個数とその合計を出力
即ち、決定木と回帰木の両方の処理ができる


(2)サンプルデータ

  


サンプルデータ(カテゴリーデータの例)

  


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その他は、Microsoft Excelの仕様に基づきます。

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