まえがき 私の友人の一人に医者がいる。
彼は常日頃、こう言う。
「病気の80%は、ストレスからくるのですよ。」
ということは、毎日の生活の中でストレスから癒されていれば、80%の人は病気から逃れることができるということである。
私達はみんな、自分の体内に癒しの力をちゃんと持って生まれてきている。
その癒しの力が、バランスよく働けば病気から守られる。 第二次世界大戦が終わってから、私達は平和のありがたさを味わっている。
道ばたで人が傷ついて横たわっているなんて事はない。 しかし、私達の体内では、365日病原菌と体内細胞防衛軍の死ぬか生きるかの激しい戦いが繰り広げられているのをご存知だろうか。
それは、まさに体内第三次世界大戦である。そして、その戦いに勝利することを私達は、 “癒し” と呼んでいる。 中には病院でこの本を手にされた方もいらっしゃるだろう。
時には、病気になって病院で薬をもらったり、大手術が行われたりして癒されることもある。
病院で薬をもらうことや手術を受けることも癒しを受ける方法である。 それと共に、いつもの生活の中でも癒しは必要なのである。
それを小さな癒しと呼ぼう。
毎日が癒しの日々なのである。
この本は、一日一章読んでもらえると一ヶ月で読み終わるようにできている。
それは、日々の生活の中で小さな癒しを体験して欲しいからである。
一番身近で大切な人、それは自分自身。
「今日もやることがたくさんあるのに、自分のことにこんなに時間をとってしまってよかったかしら・・・」 なんて、思うまじめな人がいると思う。
自分の癒しのためにたっぷり時間をとることに罪責感を持つ必要なんかない。
たっぷりと時間をとって、自分をいたわろう。 自分を大切にいたわれる人だけが、本当は他人にやさしくできるのだから。 日々小さな癒しを体験し、味わい、その中で生きていく。
そのとき、水のように味気ない、何の香りもないと思っていた生活が、かぐわしい香りの味わい深いぶどう酒のような生活に変わっていく。
リンゴは何日見ていても味わうことはできない。食べてみて、はじめて美味しさを知ることができる。
同じように、小さな癒しも体験し自分で味わってみて、はじめてその味がわかるもの。 もうすでに、あなたの目の前に小さな癒しのドアがある。
ドアをノックしてください。そうしたら、小さな癒し達が、あたたかく歓迎してくれる。
そしてあなたは小さな癒しの家を度々訪れることがでる。なんなら、小さな癒しの家に住むことだってでる。
そうすれば、外でどんな嵐がやってきてもあなたは守られる。
真夏のひどい暑さも、真冬のいてつく寒さもあなたを打つことはない。 小さな癒しの家で守られているから。
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